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それでもボクはやってない

「Shall we dance?」の周防監督最新作を観てきました。

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朝のラッシュ電車でその日、大事な会社面接に向かうはずの

フリーター青年が痴漢の犯人とされてしまいます。

頼りない主人公、田舎から出てきた母親、同じくフリーターの

友達という、最高に頼りないメンツ(でもリアル)、だけど

「やってもいないものを、やってるなんていいたくないよ」

という、至極!当たり前のことを主張するため戦う、お話です。

実は結構長時間の作品であったと、翌日の新聞コラムで知り

本当に驚きました。それほど充実した内容だったと思います。

青年を裁く過程で出会う関係者は、自分の立場を優先します。

日常でさらりと自然にありそうな行為だけに、リアルすぎて

「うーん」とうなってしまいました。

  被害者は被害を受けた恐怖の感情から

  警察は毎日うんざりするほど起こる案件に疑心暗鬼から

  裁判官のプライドと自己利益の追求から

…などなど、言葉にすると難しいカンジが、丁寧な脚本と

繊細な演技で絶妙に表現されていました。

上映後、そばのおばさんが「息子に見せなきゃ」とか

「ダンナだったらアタシは見捨てちゃうなぁ~」とか

「敗訴用のホケンとかあったらいいのに」とか話しているのを

聞いて、冗談まじりながら、みなさん自分のことのように

受け取ったのだなぁと感じました。

では私は???

とりあえず「知る」ということだけでも大事だと思うことに。

掴まったら99.9%有罪などという異常な国家に住んでいる

というのは知りませんでしたから…。

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IKEA初見参

横浜港北エリアにできたIKEA、はねクン一家に連れてって

もらいました。

想像以上の大きさに面食らい、人の多さに面食らい、ここで

冷静に買い物できる精神力のある人はスゴイです。

かいこは買い物どころか、ひとりハグレオオカミになって

呼び出しされるというハプニング。自分のポジションすら

保つことができませんでしたー。

レストランもゲキ混みでしたが、流れがイイので

比較的早く落ち着くことができてよかったです。

念願のミートボールを食べられたのが、一番の収穫だったかも

しれませんねぇ。(ジャムとの相性はスバラシイ)

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食べすぎかな。

はねヨメは、スウェーデンビールを

好評価。

あ、もちろん、ドライバーはねクンは

飲んでません。

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サーモンとマスタードの相性には参りましたねぇ。

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パイパイな日常

食べる話題が続いたので、今回は台湾の文化にズームします。

「パイパイ」というと、ちょっとドキッとしちゃいますが、台湾では

神様をお祭りするのを「拝拝」(パイパイ)というそうです。

Dsc02055 台湾の町をフラリと歩くと、

アチコチに大小のお寺が発見

できるのですが

覗いてみると、かなりの率で

熱心にお祈りし、線香をささげる人々を目撃できます。

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これは、台北の行天宮という大きいお寺に行ったときの

模様ですが、朝の九時半からこの人出です!

とにかくお年寄りの人数がハンパでない。

階段はしゃがみこむお年寄りでイモ洗い状態です。

よく見ると仲良しのグループでよりそっていました。一種の

社交場なのですね。

すると屋内では、なんと無料健康診断まで催されていました。

Dsc02059_1 うーん、たしかに!

わざわざ集まってもらうより

この方が合理的です!

    

↓熱心に祈る人々とたくさんのお供え。

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お祈りの流れとしては、最初に「神杯」というものを投げて

「お願い事をしてもよいか、神様にうかがう」のですが

「ダメ」という結果が出た場合でも、何度も神杯を投げて

強引に「オッケイ」と言わせる方がいるようです。

選挙や受検の前などは、さらに人出倍増!なんだそうで

神様もお忙しいことでしょう。

  

Dsc01967 ある日には、商売繁盛を願って

←このようなお供えをする光景に

遭遇しました。

暦に応じて行うそうで

この日はどこのお店も外にお供えがしてありました。

お供えセットは、食べものと線香、紙のお金です。

お金は午後になるといっせいに外で燃やします。

商店街で、強風吹きすさぶ中、ドラム缶で豪快に焼いているのには

とってもビックリしました。 火事とか出ないのでしょうか…。

ところで、ヤングの営むファッションブティックなども例外なく、

キッチリお供えしてあり、ちょっと驚きました。

ただそれは、トマトジュースやコーラの缶に線香が

さしてあるもので、かなり簡素なものだったのですが、風習を貫く

義理堅いカンジが微笑ましかったです。

老若男女問わず、台湾の人々はパイパイが

とっても日常なんだなぁ~と感じました。

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イケ麺ハレム追記

日常小話からふたたび台湾旅小話へ戻ります。

おいしい「イケ麺」、他にもご紹介~。

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これは、スープに「とろみ」がある麺です。

この種類のスープは「浮水」といって、透明でトロミのある

スープだよ、というイミだそうです。

食べる直前、トロミスープに黒酢を落とすのですが

トロミのせいで黒酢がマーブル状に混ざります。

食べるごとに、淡いダシスープの部分と、酸っぱい

黒酢の部分がいろいろな配分でクチにはじけ、とっても

「好吃~♪」 おいしいので~す。

麺はやはりタマゴ麺と米粉(ミーフン)からチョイスできて

なんと両方の面をミックスすることもできます。

具は、つみれダンゴと香菜で、シンプルですが、的のしぼられた

手堅い組み合わせです。

続いてはコレ。

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このお店は、実は右下の四角いお皿が看板料理で

台南の名物でもあります。

「蝦捲」といいまして、エビのミンチにとろみをつけて

カラリとあげたスナッキーな味わいの料理です。

しかし、このエビ巻だけでは物足りないため、だいたい

上のように、麺やスープをセットにしていただくようです。

いかがでしょう。

お好みのイケ麺はございましたでしょうか??

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人間ドッカー

二年ぶりに人間ドックに行きました。

前回は一人で行きましたが、今回ははねヨメ同行です。

検査着に着替え、自分専用のファイルを持って

それぞれの検査室をグルグルまわります。

ドックは半日で、尿検査や血液採取など、10科目以上の

検査を実施しました。

その中でもダントツ手ごわいのはアレです。

胃のX線検査。

まず肩に筋肉注射を打ちます。これイタイです。

さらに目の瞳孔がゆるむので、視界も少しボケてきちゃいます。

(一時間ほどで戻りますが)

胃を膨らませる発泡剤を飲んで、さらにバリウムを飲むのですが

「検査が終わるまでゲップしてはならなーい」

というツライ掟があるのです。

その状態で、グラグラゆれるマシンに寝転ぶ。

そして、先生の指示どおりコロコロ回転しなくてはならない…

気力体力必須の難関検査!

これについては、前回、非常にツライ記憶があります。

発泡剤とバリウムを飲んで「さぁこい!」と構えた瞬間、なんと

下着を取り忘れていたことを指摘されてしまったのです。

ガフガフゲフゲフくる胸をおさえつつ、どうにか検査を終えましたが

オデコはアブラ汗まつりでした。

今回はそのようなこともなく、無事検査終了しましたが

やはり終わるとゲッソリします。

お年寄りにはかなり厳しい種目でしょうね…。

しかし、そんなふうに頑張って検査を終えたあとは、

お楽しみの「お食事タイム」です。

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まるで旅館のお食事のようにゴージャスです!

ドリンク飲みホーダイ。食後のデザートも出ちゃうのです。

はっきり言って、コレが目的だと言ってヨイでしょう。

あーノンビリくつろげる。…油断大敵です。

午後からは、検査結果の問診がおこなわれるのです。

かいこの結果は…

今回も◎。 (ビミョーな数値もありましたが…)

しかも身長がちょっぴし伸びてたのです。ウフフ。

はねヨメも◎で、お互い気分良く帰途できました。

しかし、この後待っているのは…

バリウムをできるだけ早く、トイレで出さなくては

ならない…という、これまたツライ試練なのでした。

でも健康は一番の宝です。

この一年も頑張れそうです。

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若き武人の魂に

九段下に、仕事の追加で出張しました。
ついでなので帰り道、靖国神社を社会見学してみることに。

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鳥居のところで神妙に一礼している
姿を見かけると、こちらも襟を正す気分になってきます。

  
朝から何も食べてなかったので境内の博物館にあるカフェで
海軍カレーを食べることにしました。

Dsc02165 カレーは明治のレシピを

忠実に再現してるのだそうです。

肉はちなみにマトンでした。

  

カレーをむしゃむしゃ食らっていると、となりのテーブルの上品な

おばあさんに話しかけられました。
親戚が祭られているので毎年お参りに来ているとのことでした。
なかなか伺うことのできないお話にフムフム…と耳を傾けると
おばあさんはジョジョにエキサイトしてきたのか

目の前のウドンそっちのけで、
戦争時代の疎開の話や、ものが不自由だった話を
次々としてくださいました。そのうち
「お父さんやお母さんにこんな話聞かなかったの?」
「あの…両親は戦後生まれなもので…」
「あなたはおなかがすいてたまらないなんて思い
したことないでしょ!」
…はぁ、すみません。そうですね。

ああ、ちょっといたたまれない…。そんな思いでモソモソしていると
おばあさんは気が済んだのか「じゃあね」と行ってしまいました。
観光気分で、サラリと境内を散策するつもりでしたが
なんとなく、このままではイカンかな、と思い立ち、
博物館に入って二時間の社会見学を実施。

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たくさんの遺書を読んでいるうちに、本当にたまらない気持ちに

なっていきました。

写真を見れば、みんな、ハタチ前後のつるつる美肌の若者です。
遺書にはたしかに「靖国にあいにきてください」とありました。
最近、うつす、うつさないなどの問題ありましたが
このように、肉筆での、故人の意思を目の当たりにしてしまうと
そんなカンタンな問題ではないな~と脳がウニ状態に。

見学者はいがいと若者が多いのには驚きました。

「なんだよ、ちょーわけーじゃん。やべーよ!」

イマドキカップルの男の子が、たくさんの遺影を前に

叫びました。

なんか、いいなーと思います。こんなふうにデート(かな?)で

社会見学。

少し重たい気分を残しつつも、さわやかな風をココロに

吹かしつつ、夕焼けの鳥居を後にしました。

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豆の花

豆つながりで、台湾を代表するデザートをご紹介します。

「豆花(ドウファ)」です。カワイイ名前ですねぇ~。

これは豆腐のデザートです。

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左はブラックタピオカをトッピングしたもので、右は小豆。

トッピングは、フルーツを添えたものや、ナマに近い落花生を

のせたものなど、アレンジはいろいろあるようです。

(ちなみに、トウジャンの記事にある写真で、塩トウジャンの

上にいるのが落花生の入ったタイプの豆花です。台北にて

食べました)

豆腐をデザートで食べる感覚は体験がなく、はじめて

香港で出合ったときはかなり新鮮でした。

(香港の街角では、電子ジャーからホカホカの豆腐をすくい、

魔法瓶からホカホカのシロップをかけて売っていました。)

いまや日本でもすっかり定番人気。

コンビニにも登場していますが、豆腐の部分に少し甘味が

あったり、で、やはり本場の味とはちがう気がします。

本場では

「豆腐はあくまで豆腐! シロップはシロップ!」

というそれぞれの主張を感じます。それが、クチの中でうまく

ミックスされ、感動を生んでいるような気がするのです。

Dsc01985_1 ←ここは、台南で有名な

豆花のお店です。

場所が少々郊外なためか

いままで行くチャンスがなく、

今回、はじめてこのお店に行くことができたのが嬉しかったです。

豆花にもホットとアイス、両方ありまして、かいこは断然

「ホット」派です。

「豆奨」同様、やはり豆の味はホットのほうが際立って

幸せ感もひときわなのです。

今回も、絶対ホットでいくぞー…と思っていましたが

「ホットはまだ始めてない」…とのことで。

「豆奨」とちがい、こちらは季節で切り替えがあるようです。

しかし冷たい方でも、豆の味はたっぷり!

また違った発見ができました。

とっても、美味な豆花、まさに通年とおして咲き乱れる

台湾デザート界の花…!

…長く語りました。 ご静読ありがとうございました。

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トウジャン

「トウジャン」という食べ物があります。

「豆奨」と書くのですが、台湾では朝食にポピュラーな一品です。

今回、ようやく腰をすえて(?)トライすることができました。

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左が塩味のトウジャンで、右が甘い味のトウジャンです。

どちらも、いわゆる「豆乳」。(日本の豆乳よりだいぶ濃いですが)

塩味のトウジャンはネギなど、具がたくさん入っているせいか、

豆乳が分離しています。それがカキ玉のようにクチの中で

やさしい感触を生み、お粥のようなホッとする味わいでした。

砂糖味の方は、お豆の濃い風味にほんのり甘味を

加えてあり、ドリンク感覚でゴクゴクいけます。

「塩・砂糖」のチョイスのほかに「ホット、アイス」のチョイスも

できますが、塩でも砂糖でも、香りたつ豆の風味はホットで

味わうのが一番だ~と、かいこは思いました。

100円足らずで、ホッとしつつ、栄養タップリは最高♪

季節を越えて、朝食の座を長年つとめる

伝統メニューに感動しました。

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南国の雪

台南の街を、ママチャリで爆走するかいこ。

↓今回の友は「ザ・バットマン号」。

Dsc0177512月の台南は朝10時くらい

まで涼しいですが、

太陽があがってくると

かなりの暑さになります。

とはいえ、台湾の人にとっては

「冬」ですから、ほとんどの方しっかり長袖なのです。

どうも、体感温度が日本人と違うらしい…。

体もそうですが心もガッツリ日本人のかいこ、なんとなく

半そでTシャツになる勇気も出ず、長袖チャリンコ爆走族に。

しかし、つもるヤセガマンに体はしだいと脱水モード…。

「なにか…なにかちべたいモノが食べたいよ~」と

たどり着いたお店は。

Dsc01902 ←「小林木瓜牛乳」という

パパイヤミルクが

イチオシのお店ですが…

  

選んだのは、コレ!

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冷え冷えのかき氷です。

これは氷の部分が、ミルクを固めたものを削ったもので

「シュエピン(雪)」といいます。

その上に「百香果(パッションフルーツ)」のソースを

チョイスしてかけてもらいました。

かき氷というには、あまりに繊細。

フワ~と溶けて、ほんのり甘くミルキーな氷。

百香果の酸っぱさとサワヤカな香りがたまりません。

イッキ食いして、イッキに疲労回復!

ふたたびバットマン号にまたがり、喧騒の街へ

くりだしました。

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イケ麺ハーレム

年をまたぎましたが、ふたたび、旅のお話をしていきたいと

思います。

6時間、320キロの列車旅の目的地は…「台南」。

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↑バイクと車と人でにぎわう台南駅のターミナル

  

台南は、ガイドブックなどで「台湾の台所」などと紹介

されたりする街です。

そのニックネームのとおり、おいしいものは、たーっくさん。

そんな食の都で、かいこが一番にありつきたいもの。それは

「麺(ミェン)」です。

Dsc01756 今回も、ちゃきちゃきの

台南人ファミリーに

ご指南いただき

ました。

↑黒酢をきかせたスープ麺

台湾の麺屋さんでは、まず「この店はこのスープ」という

イチオシベースがあった上で、「麺はどの種類にするか」

というのが一般的なようです。

麺は二種類くらいで、フツウのタマゴ麺と、米粉(ミーフン)

からチョイスするのが多いみたいです。

かいこはだんぜん「ミーフン派」~~。

日本ではビーフンと呼んだりしますが、スープ麺のせいか

なにか、もっとサラサラとした食感のように感じます。

スープは、だいたい透明なのですが、すすってみると…ダシ!

ダシッ気がた~~っぷり。ものすごく深い味がします。

お茶碗くらいの小さな入れ物なので、女の子もサラサラと

いけちゃうのが魅力です。(大きいのも選べますが)

台南の代表で麺といえば、もうひとつ「意麺(イーメン)」があります。

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↑花枝丸(イカ)意麺

少し縮れた揚げ麺を、甘酸っぱくタレで炒めたもので

コレは本当~~においしくて感動しました。

となりに添えられてるハマグリのスープもうまみたっぷりです。

本当に、ものすごく透明なのですが、深い味なのです。

見た目の素朴さに隠れた奥深い味わい。

食すたびに、この味が台南という街の魅力を

体現しているのじゃないかなーなんて思ってしまいます。

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2007新年快楽!

みなさま、あけましておめでとうございます。

今年はいのしし年。 「猪突猛進」。

と、いうわけで、かいこも鼻息荒くまい進する所存です。

どうぞよろしくお願いいたします。

さて皆様年末年始はいかがお過ごしでしたか。

かいこ家の大晦日は、その名も

「ザ・甲殻類まつり」 でした。

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いつからか恒例になったこの行事。

エビフライについては、ある年、ジェイコブがおせちに

組み込んだのが発端だと記憶してますが、いまやすっかり

重要ポジションです。

年末が近づくと、ドデカイエビを求めてさまよい、

エビ売り場では真剣に目を皿にしている

……そんなかいこ一家です。

カニはツンくんが社会人になって差し入れが始まった

ものですが、今年はほかの海産物も詰め合わせで

まさにボンノー全開「まつり」の様相でした。

(そういえば、紅白のオオトリも「まつり」でしたな)

とにかく年末は、今年のガンバリの総決算。

豊かに楽しく過ごして、一年の労をねぎらうのが

かいこ家の習わしです。

今年もまた、まつり目指してがんばるぞ~。

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